そんな中
彼らに悪夢のような
出来事が押し寄せる。



マグネスらの、会話を
さっきのマリア達が
盗聴していたのだ。


彼らの考えている計画が
全て彼女らに、ばれてしまっていた。


「正解だったでしょ。
彼が耳につけているピアスは、
私があげたのよ。
あれが盗聴器だとは知らずにね。」


「マリアは相変わらず強かだな。
可愛い顔して腹黒いぜ。
それにあの時はわざと
あんなこといったんだろ?
だいたい俺らが政府に、
なんてのは嘘だもんな。
政府の敵だからな、俺らは。」



マリアと、彼女のバディは
処刑場の地下で
そんなことを話していた