「もう…殺さない…今度は僕が
死ぬばん。」

シルスは
びしょ濡れのまま
どうしたら
自分の全てが
壊れるか考えた。



それの鍵を握るのが
父親であるマグネスらだということは
わかっていた。


近いうちに
彼らが僕の元へと向かってくる。

そのとき
僕の全てをそこに
委ねよう。