シルス・グランジス

その頃、
マグネスらは
計画の一部を続行していた。


シルスを仕留める機会は一度きり。

だから二人は
念入りにしているのだ。


まず、シルスは不死身という
概念を崩すことだ。

ロボットも壊れたら使えなくなる。
人間より長生きしそうな
ロボットでさえ壊れたら
アウトなのだ。

だから
シルスがたとえ心臓をもたなくとも
必ず何か方法があるはずだ。

二人はその方法である
実物であり実の息子である
マグネスの子供の血を採取していた。

万が一、ダメージを与えても
破壊出来ないときの
対処も考えなければならない。