『おっと……忘れていた。』 シルス・グランジス 彼は、 老爺の仮面を 全身から剥ぎ取った。 彼は一体何者か。 引き締まった体に 6つに割れた 腹筋、 白金の髪から 見え隠れする 金色をした瞳。 シルス・グランジス 彼は、 若く息を飲むほどの 美しい青年だった。