その一方で
シルスは
怒り狂っていた。
大統領を無事に
連れて帰ったとしても
警察はなかなか
シルスに接触出来ずにいた。
いや、最初は
一斉に約200人体勢で
警察はシルスの身柄を
確保しようとしたが、
奴がどれだけ危険か、
気づいた時には既に遅し
一夜にして
滅んだ。
200人の遺体が
無惨に散りばめられ
シルスは
大量に人を
虐殺しても
怒りは治まらなかった。
『アイツらだ……アイツら…父上だぁあああ!僕を裏切ったぁあああ!あんなに僕は父上に尽くしたのに!!うぁあああああああああああああ!!』
シルスは
怒り狂いながらも
泣いていた。