シルス・グランジス



シルスが罪人を
殺していた頃


マグネスとハイロは
シルスがとどまっているという刑務所の処刑場へ
来ていた。




『それにしても警察まで手を出せないとはどういうことだ?』
ハイロはマグネスに
訪ねた。

『やつは、処刑場の地下に大統領を監禁している。シルスは大統領は無傷で世話をしてあげると言い張ると、代わりに罪人を差し出すよう要求したのだ。』

マグネスは車から降りながらドアを閉めるとその事を話した。



ハンカチを口に
当てながら
二人は

朽ち果てた処刑場の
中へと足を踏み入れる。



『『ヴッ…酷い臭いだな。』』



二人の声が
静かな部屋に
響き渡った。