シルス・グランジス



布団から、
少女は焦げ臭い、においを感じながら、


高鳴る鼓動を必死に
押さえていた。



(怖いよ…………)




ベッドから
シクシクとすすり泣く
声が罪人の


興奮を煽った。

罪人は重度の火傷を
おおっても女が
好きらしい。



『おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで〜〜おいで』


少々神経がイッタ
罪人は何回も同じ
言葉を
繰り返す。