『マグネス!なんてことを!外の世界にはでてはいけないと!』



『ハイロ、私は大丈夫だ。長くは滞在出来ないが手は打ってある。タイムリミットは1週間。お前も知っているだろうがアイツは死なない。』




ハイロとマグネスは
車の中であの変態野郎の
事を話していた。



『ですが、アイツを滅ぼすなど……』


『これを使え。』



マグネスはそう言うと


車のシートに隠してあった様々な銃や刃物を見せる。



『どうなるかは知らんが、ひとまず手のうちようがない。』


マグネスは
そう言うと


ハイロが
刑務所にいた間に


あの男によって
どれだけの人間が
殺されたか


そして奴の居所を
書いた地図を


マグネスはハイロに
渡した。