その瞳は俺だけを見ててほしくて。
その手は俺だけに触れてほしくて。
その声で俺だけを呼んでほしくて。
芽依ちゃんだけしかいらない、って思うようになった。
だけど、その気持ちは芽依ちゃんには迷惑だから、困らせちゃうから。
しかも莉子と同じように嫌がらせを受けるようになったって知って…
諦めなきゃって本気で思った。
「だけど、もう引き返せなかった…」
今さら、嫌いになれなくて、友達なんてポジションも欲しくなくて。
関わらないってことも無理だと思った。
…だけど、海で。
芽依ちゃんが元カレと再会したとき。

![[短編]初恋を終わらせる日。](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.810/img/book/genre1.png)