でも、俺が男である事実はどうやったって変えられない。 じゃあ、なれてもらうしかない。 そう思って俺は毎日芽依ちゃんに付きまとう様になったんだ。 「……その赤髪がビビらせてるって考えなかったの?」 「ん……?」 「あぁ、もういいよ」 最初は笑わせたい。本当にそれだけだったんだ。 だけど少しずつ話してくれるようになって嬉しくて。 呆れたような顔も、迷惑そうな顔も、いつしか可愛いって思うようになって。 気づいた頃には……欲しくて欲しくて、たまらなかった。