後日、俺は隣の学区にある中学の門の前に立っていた。 手には、洗濯してアイロンまでかけたハンカチ。 …もう一度、彼女に会いたかった。 ただ、何となく、会いたいと思った。 あの優しい笑みを俺に向けて欲しいと思ったんだ。 制服的にこの中学で間違いないはずなんだけど…。 ……さっきから、回りの視線がうざったい。 んだよ、見てんじゃねーよ。 「…あんた、何やってるの?みんなが立ち止まってあんた見てるせいで迷惑なんだけど」