「…私、?」 彼女を見ずに、そう告げれば困惑した声が聞こえた。 俺と莉子の話だったはずなのに突然出てきた自分の名前。 * ° *゜ ° . 。 いってぇ…。思いっきりぶつかって、その場に倒れた。 顔をあげれば俺と同じように倒れる女が一人。 …同い年くらいか? 大丈夫か、そう聞こうとしたら 「──大丈夫か、芽依っ!」 学ランを纏った男が駆け寄ってきた。 感じからして、恐らく彼氏だろう。