知らねーやつに絡まれるなんて初めてじゃなかったけど、その日は何でか面倒で相手にしなかったんだ。 だけど、逃げんのかって、しつこくて。 厄介なやつらに絡まれたな、って思って、もともとサッカー部で足や体力には自信があったんだ。 だから走って逃げることにした。 路地裏を使って逃げて、大通りに飛び出した瞬間 ── "キャッ!" 俺は誰かにぶつかったんだ。 「それが…芽依ちゃんだったんだ」