まるで莉子の気持ちが分かるかのような芽依ちゃんの言葉に顔をしかめる。 そして、不安になるんだ。 君も同じような傷を抱えてるのだろうか、って。 それはいつか俺にも分かるようになる日が来るのだろうかって。 そしてその時、俺は受け入れて君を支えることが出来るのだろうかって。 「…それで、どうなったの?」 「立ち尽くしてると、担任が来て。俺だけ呼び出されて説明があった、莉子が…手首を切って自殺を図ったって」 それでもまだ、自覚なんてなかった。 だって俺の記憶の最後の莉子は…。