結果、誰にも処分無しという形になった。 俺は、殴ったやつへの そいつと仲間たちは莉子への謝罪。 たったそれだけ。 たったそれだけのことで日々はいつも通り過ぎていくんだ。 そんな簡単に莉子の心の傷なんて癒えるわけがないのに。 でも、だったら。 俺がそばにいて、支えよう。 何があっても大事にして守り抜こう。 そう思った。だけど 「莉子は、違った」 「……え?」 「──謝罪があった三日後。いつまでたっても莉子は教室に姿を現さなかった」