「大切だから、余計な心配かけたくないの。迷惑かけたくないの。 …めんどくせぇな、って思われるのが怖いの」 「芽依ちゃん…?」 「……嫌われたくないっ、そう思ったら言えないの」 そっと腕を伸ばして 隣に座る彼女を抱き締める。 何で、震えてるの? ねえ、どうしたの? 遠いよ、芽依ちゃん。 いなくならない? 俺を置いて、どこかへ消えたりしない? 何度強くなろうとしても弱気な自分が顔を覗かせる。 本気で変われると思ってるのか、って。