信じてたって言えば聞こえが良いのかもしれないけど。 事態はそんな簡単なことじゃなかった。 ある日直面したのは、もう逃げられない現実。 「──いつまで持田くんと、付き合ってるわけ?」 中学の時はサッカー部で、教室にタオルを忘れたことを思い出して休憩中に教室に取りに戻ったんだ。 教室には俺が部活が終わるのを待ってる莉子がいる。そう思うと足取りも軽くて。 だけど、ドアを開けると 俺の視界には莉子は見えなくて。 代わりに見えたのは、数人の女子の背中。