「おい、やったやつ出てこいよ!」 そう叫べば、みんな肩を震わせ、うつむいた。 目をそらすのは、やましいことがあるから。 みんなに嫌われるのが怖くて、回りばっか見ていつも笑顔でいるようにしてた。 だからこんな俺なんて見たことがなくて、みんな、戸惑ってるんだろう。 何も言わずに黙り混んでしまった、クラスメートに苛立ちは募るばかりで。 もう一度、叫ぼうとしたとき。 勢いよく教室のドアが開いた。