「・・・・・・・・・・・・」 なんでこうなった。 穏やかな日の光。 暖かな風。 小春日和。 ―――なのはいいんだが。 「どういうことよ!石原さんっ!」 それはこっちが聞きたい。 ―――只今、人気の無い体育館裏。 なぜだか1年から3年までの、可愛い女子が勢ぞろい。 ・・・・・・つまり、まあ。 呼び出されたってことなんだが。 で。 なぜか詰め寄られた。 『なんで俺様王子様と一緒にサボってたのよ!!!』 ――と。