次の朝も、 いつも通り朝食を作りジンを見送る。 「今日は僕が夕飯作るから カナは夕飯作らないで待っててね」 「うん、わかった。 じゃぁいってらっしゃい」 キスをして、見えなくなるまで手を振った。 玄関を閉め、リビングへ向かった、けど。 「あれ・・?」 いつもこのタイミングでゴハンを催促にくるポパイが出てこない。 不思議に思いながらリビングに入った瞬間 「カナーーーっ!!!」