俺と君の運命論



「守られるばかりが女じゃない!女、舐めないでください」

「ハル、っ!」


ちゅう、と口に押しつけられる柔らかい唇。凍えてきた秋のせいで唇は互いに少しカサついている。

衝動的に、勢いよく押しつけられたキスだったせいか、前歯も当たって痛かった。

いつもと違うキスで、ハルキが何言ってるのか分からなくて、なんかとりあえず痛くて、あんまりロマンチックじゃないとは思うんだけれど。


今まで以上に、愛を感じた。


いつもより情熱的で、相手をより求めるように、確かめるように深く貪るハルキ。


しばらくその状態が続いて、ぷはっ、と口を離した後もハルキの顔はすぐ目の前にあった。

紅潮したハルキ可愛い色っぽい今すぐここで襲いたい。

多分、主導権を握るのはハルキだけど。


「今日は、いやに情熱的だね、ハルキ」

「黙ってください。まだあなたのこと、怒ってるんですから」

「怒ってる?ハルキ、さっきからなんのこと?俺、浮気なんかしてないよ。ていうかハルキ以外の女みんな死ねばいいと思う」