俺と君の運命論


「……、で?」

「は?」

「それで、君たちは俺にどうしろと?」


そういえば昨日、ゴミ男共を殴った気もする。

それでこの3人は仕返しにきたようだけれど。


「君らはさ、昨日自分らが何したか覚えてる?」

「昨日、って……。別になんも、お前にはなんもしてねーだろ。なのに殴りやがってよう…」

「なにも?なにもしてない?」


クッ、と思わず笑みがこぼれる。

馬鹿馬鹿しい。だから虫けらは嫌いなんだ。

残りの男2人に近づき、頭を鷲掴みにする。そのままぐっと力を籠めて。


「昨日ハルキを見てただろ。忘れたとは言わせない。ゴミ虫風情が俺のハルキを見てんじゃねーよ、潰すぞ。ああでも、もう二度とハルキを見られないようにその目玉潰してやろうか。それとも近づけないように手足を切断してやろうか。ああもう俺のハルキ、可愛いハルキ、こんな害虫にまで君を晒すなんてどうして君は無防備なんだ!」

「ひっ…、な、なんなんだよっ…」

「イテェ!おい奇由っ、(なんかよく分からんが)悪かったから!この手離してくれ!」


ジダバタと暴れもがく害虫2人。

はて、助けてくれと?


「やだ」


その後、害虫は一言も喋らなくなった。