せめて、ライクであって欲しい。 二人はずっと一緒にモデルをやってるし、尊敬してたり、慕ってたとしても不思議は無い。 でも、嫌な汗が背中を伝う。 恋してなかったら気付かなかった。 大好きな人だから……分かってしまった。 「優亜さん、忙しそうだね?」 「そりゃ、No.1だからな」 そう言いつつも、寂しそうに綺麗な睫毛を揺らす姿さえ……私には綺麗に思えてしまうよ。