「どこ座りたい??」 「じゃああの席!!」 普段はクールっぽいのに、こうして少しはにかみながら隣にいてくれる。 お客扱いよりも、友達っぽく接してくれるのも嬉しい。 そんな冬弥の時々見せる鋭い視線にいちいちドキドキして……息が止まって死んじゃうんじゃないか?ってぐらい。 「留美ちゃんだぁ!今日も来てくれたの??」 昨日とは違う……まだ時間の早い(と言ってもAM1:00だけど)静かな落ち着いた店内に響く明るい声。 「あ……優亜さん!!」