「また来て欲しいからさ、ボトル入れてってよ」



「うん!!!」



留美は……俺の言うままに嬉しそうにボトルキープもすると(まぁさすがにここは手頃な価格のブランデーにしたけどな?)すっかり初めてのホストクラブをご満悦だ。



……しかし。



「本当に夢みたい……冬弥に逢えるなんて」



顔だけでこんなに好きになれるものなのか。



俺にはよく分からねぇ。