「冬弥、いらっしゃい♪」



今日も大繁盛してやがる。



俺目当て……の客のせいでな。



現役モデルなんて上玉はそうそうこの界隈でもいないだろう。



最後だから……サービスしてやるか?



暑い店内の熱から逃げるように、着ていたTシャツを脱ぎ捨てると露になった俺の上半身に視線が一気に集まる。



「ちょっと……どうしちゃったのよ!!」