身重の留美を部屋に残すと俺は部屋を出た。 向かう場所は俺の職場……そう、ホストクラブ昇華。 全てがあの、婆さんに出会った日のままだと聞いている。 まだ俺達は10代だ。何だってやってやるさ。 家族の為なら……な。