留美の体でいる俺には、譲二の店……という発散場所すら無い。 仕事に行き、優亜に逢い、彼女として過ごす。 それしかないなんて……もちろん優亜がおそらく望んでいるであろう、チェリダイを辞めて違う世界に住むって手もある。 だからって……俺がOLとか、死んでも出来る訳が無い。 慣れた水商売の延長だから、なんとかこなしてるキャバ嬢。これが俺の限界地点だ。