恋箱。





何があるの??


そりゃ条件良すぎるもんね??





お姉さんが取り出したのは卓上のカレンダー。


「すぐに人が欲しくてね~来週の……この日には現地に入ってもらいたいの」





それは……たった3日後。




思わずリュウジの顔を見る。




これじゃリュウジが家に帰ってるヒマは無いし、アタシの準備だってギリギリ。



しかも派遣先はリュウジの実家から更に反対方向だった。






残念……無理かぁ……。






そんな沈黙を破ったのはリュウジだった。