恋箱。


それから数日後。





最後に遊ぶのが夢の国なんて最高じゃん?



なんて。




4月某日、東京方面へ向かって車を走らせるアタシがいた。



「じゃあこのインターで降りて○号線を曲がって……」



話が盛り上がったアタシ達は本当に逢ってしまうことになったんだ。





リュウジは車を持ってないからアタシが愛車で向かう。


仕事は生理休暇をとって前の日には美容院も行って髪もキレイにして♪




「そんなドコの誰かもわかんない人に会って大丈夫??」



話したとき軽く心配してくれた奈々さんだけど最終的には



「でもリュウジ君と知り合ってから明るくなったよね?」



そう言って送り出してくれた。