恋箱。




そして。



「じゃあ俺も送るから……」






少ししてリュウジの今までが書かれたメールが届いた。



今まで以上に分かり合えた気がして嬉しかったよ。



この世界では今日も消えていく人がいる。


リュウジも生きようとはしていない。



でも別に死に急ぐ訳でもなく……時が来るのをただ静かに待ってるみたいに見えた。



そして。



まだお金の貯まってないアタシも死に急ぐわけじゃなく、日々のメールやチャットに普通の会話がだんだん増えて行ったね?





毎日暗い話題ばかりだったら……。



ダメになってた……かな???