恋箱。





会話してる人の中には借金を苦にしてる人もいる。


アタシには……そんな明確な理由はないけど。




でももう誰かを信じるのは怖いし、幸せが訪れる事も無さそう……。



幸せを望む勇気もいつの間にか消えてしまっていた。







気がついたら明け方になっていて……チャットルームはアタシとリュウジさんの二人になっていた。





リュウジさんは大学生。でも今はあまり通っていないと言った。



考えてみたら大学生なんてジャンルの知り合いなんていなかったから、何だか変な感じだったのを覚えてる。




彼もまたいろんな事に疲れていてここに辿り着いたんだと、そう言った。