恋箱。




友達に貰ったリストを元に数件電話をかけるも……女王様の需要ばかりで、ちびで怖がりなアタシには無理!!




お金を払ってイジメられたい人がいるなんて、なんか不思議な世界だよね。




それでも丹念に探してようやくM専門だという女性経営者のお店を見つけた。


ママさんがいて場所は普通のマンション。


お客が来たら近くのSMホテルへ移動するシステム。




オンナの経営者って言われるとちょっと怖い気がしたけど、全然そんなこと無くて優しく迎え入れてくれた。




「お昼の仕事が見つかるまで??全然いいわよ~」


そう言ってセクシーに笑うママさん。




「あや」の復活。



アタシはまた踏み込んでしまったんだ。



戻れない風俗の波に。