恋箱。






そんなアタシを嬉しそうに笑顔で見つめて先生は言った。



「付き合おっか」



目を丸くして先生を見る。

優しい瞳をそらさずに見つめかえす先生。





信じて……いいんだよね?



「アタシでいいんですか??」


「これからいろいろ知っていけたらいいと思ってる」




ちゃんと目を見て言ってくれる先生に涙目で頷いた。




先生と手を繋いで、彼氏と彼女になってレストランを後にした。






車が走る。窓を開けると夜風が気持ちいい。



「今日は一緒にいてもいい??」



そう聞く先生を……。