新撰組と女の子と神様!?

私は不安そうに涙ぐんで見せた。

「伊助はん…あんな怖い人切りの集まりのようなところへいくんどすか?」

ふん、全然人切りじゃないけどね!

「あぁ、心配してくれるのか?藤よ」

私はその男に体重を預けるようにして着物

の袖で少し顔を隠す。

「心配に決まっとりますぇ…伊助はん…」

「藤よ…安心せい!わしは死なん!」

いや、死ねよ

「必ずやあの憎きやつらを殺し近藤の首をもって出向いてやる!!」

私があんたの首をもって近藤さんのとこ出向

いてやりたい。

「いややわぁ、伊助はんったらぁ」

着物の袖を少し下げて涙目のまま笑う。

「首やなんて怖いわぁ。でも、嬉しいどす」

そのあとはすぐ他へいくのも怪しまれたら

困るのでそのまま他愛のない話をしながら

酌をしていた。