新撰組と女の子と神様!?

牡丹の間にて

「どうぞ、よろしゅう。」

酒くさ!

私は近くの男のところへいった。

「おぉ、おぉ、上玉や。」

こっちへこいと手招きする。

「へい、」

と言いながらそっちに向かう。

「お主、名をなんと申す?」

「藤どす」

できるだけ雅に笑う。

「お侍さんの名も知りたいどす…」

控えめに口元を隠しながら言う。

すると男は機嫌を良くして

「わしは伊助と言うんだ、がははは」

と言った。

「へぇ、素敵なお名前どすなぁ。」

酌をしながら誉めてみる

「がはははっそうだろう、そうだろう!」

男は肩に手をまわしてきた。

うぇ。

私は男に寄り掛かるようにそっと胸に手を添

え、上目遣いで聞いた。