「彼女愛」という言葉に私は反応した。 「そうなの?私の前ではよく笑うの?」 「あー、そうじゃね?他の奴とはあんまりだな」 全然知らなかった。私の前だけとか。 「やっぱり許してあげる!」 そんなことで簡単に許しちゃう私は、どんだけ日向が好きなんだろう。 そんな私の言葉に、教室が揺らいだ。 「「あははははっ!!」」 という皆の笑い声で。