「なによ!blue結成当初から応援してたのに!
ちょっと、歌がうまいからって調子に乗ってたやつにシンは...
そんな女が幸せに過ごすなんて舐めてんじゃないわよ!」
「そうよ!あんたがいなきゃ!」


なおも言う女の子たち。
あたしはあいつの手を引いて逃げようとした。
なのに、


「だったら、ええよ。
マリは俺が幸せにするだけだから。
いつまでも、慎哉に囚われてた方が慎哉が泣くからな!」


あいつはそのあたしの手を
掴み返してステージへと向かった。