「なんか、おなかすかない?」

屋台の波に入るやいなや
そう言って遼助は
食べ物の屋台がたくさんあるところへと
足を運んでしまった。

ゆっくり歩くからついていけるんだけど、
あのときから、
遼助はあたしの方を向いてくれない。

あたしがてをつなぐの嫌がったから?
そう思うとさっきそのままにしてれば
とか思ってしまう…


何でこんなこと思ってるのだろうなんか考えたくもなかった