◇ ◇ ◇ 目の前の威圧感が尋常じゃない。 共同スペースだという空間に通された僕は、昨日目にした“彼”と向き合っているのだけど。 …怖い、怖すぎる。 …無表情すぎる…。 いっそテレビを付けるなりしてもらった方が気が楽だ。 それなりに広い空間に、殺伐とした気風が漂っている…。 雫は彼と彼の妹を呼びにいったらしいのだが、今目の前にいるのは一人。