ド天然!?魔女っ子の秘密

柏木君を心配する、あまりに大きな声にあたしは耐えきれなくなって


「"ウィンド"」


魔法を使った。



風を呼び起こした。


突然吹いた風で白い煙は流れ、辺りの様子がはっきりと分かるようになった。




競技場にいる、あたしと柏木君以外の全員が、目を見開き驚愕する。



そして、感嘆の声を上げた。




皆の注目の先には、柏木君がいた。








制服も、さらさらな髪の毛も、一切濡れていなかった。






柏木君は跪いた状態であたしの方を見ていた。


卵色のドームのようなものに包まれ、何が何だかわからない、といった状態で。