ド天然!?魔女っ子の秘密

よちよち歩いてる雪だるまさんには悪いけど、今は戦いだから許してね?

それに、あたし、柏木君には負けたくないの。



あたしは創りだした火柱と水柱に向かって手をかざす。


さっきまで歩いていた雪だるま軍団は、一斉にあたしの方を向いて臨戦体制。


柏木君も構えた。



さて、いきますか。



ちらっと柏木君を見てみる。


さっきまでの憎たらしさはどこへやら。


真剣な、不安そうな眼差しでこちらを見ている。



ふんだ、あたしは負けないからね!


もういい。

一気に魔法を使ってやるんだから!



「"バーニング""ウォーターフォール"」


少し大きい声で言った。



火柱は勢い良く爆発するように燃えて、

水柱からは大きな滝のように水が溢れ出して、


炎と水が柏木君に同時に迫る。