ド天然!?魔女っ子の秘密

氷の壁が溶けたせいで地面は濡れ、まるで大きな水たまりのようになっている。

柏木君とあたしが逆さまに映った。



お互い何もせず見つめ合う。


すると、柏木君はいきなり微笑んだ。


……それはそれは、素敵な笑顔で。



「…強いな」

「…柏木君こそ」


その笑顔に私も微笑み返した。



すると…


「「「「「キャアアアア‼‼」」」」」


思わず耳を両手で塞ぐ。


氷の王子様を慕う女子の黄色い悲鳴。



ちらっと柏木君を見ると、


「………」


怪訝そうな顔をしていた。


さっきの微笑みはどこへやら。


眉間にシワが深く刻まれている。