その瞬間、頭にある言葉が浮かんだ。
あたしは、素直にその言葉に従うことにした。
大丈夫。あたしの直感が言っているんだ。これで行動しなかったら後悔する。その結果死ぬことになったとしても。
あたしは金色の少しくすんだ、重厚感のあるドアノブに手をかけ回した。
あたしの頭に浮かんだ言葉は、
「え、ちょっと、由良!?」
「本気なんですか!?」
「罠かもしれねーんだぞ!?」
強行突破。
ウダウダ考えていた、さっきの自分とは全く違う自分が存在していた。
仮に罠だとしてもきっと何とかなるでしょ、と思うような自分が。
「大丈夫」
あたしは微笑んだ。
だけど、余計に皆の顔が強張った。
「大丈夫って、お前な…もしこれが罠だった場合、お前が倒れたらどうするんだよ!?助けてくれた隊員に申し訳ないと思わないかよ!?」
「そうよ!もし由良が倒れたら…一体誰がサファイアを倒すのよ!?」
二人が猛反対してきた。
千沙さんはこれ以上あたしに何か言っても無駄だと思っているようで、黙っていた。
「さっきから考えていたの。うだうだ考えていたってしょうがないって。行動を遅らせたらダメだって。
それにあたしを潰す気なら、わざと罠にかかった方が早くサファイアに会えるかもしれないでしょ?」
すると二人は顔を見合わせた。
「心配しないで。仮にこれが罠だとしても、きっとどうにかなるよ。
あたしにはね、怖いものも、勝てない敵も存在しないの。
だってあたしは"ガーネット"の魔法使いなんだから」
あたしはそう笑ってみせた。
そして真っ暗な部屋の中に足を踏み入れた。
続いて静かな千沙さんが入る。
渋々、と言った様子で二人が続いた。
あたしは、素直にその言葉に従うことにした。
大丈夫。あたしの直感が言っているんだ。これで行動しなかったら後悔する。その結果死ぬことになったとしても。
あたしは金色の少しくすんだ、重厚感のあるドアノブに手をかけ回した。
あたしの頭に浮かんだ言葉は、
「え、ちょっと、由良!?」
「本気なんですか!?」
「罠かもしれねーんだぞ!?」
強行突破。
ウダウダ考えていた、さっきの自分とは全く違う自分が存在していた。
仮に罠だとしてもきっと何とかなるでしょ、と思うような自分が。
「大丈夫」
あたしは微笑んだ。
だけど、余計に皆の顔が強張った。
「大丈夫って、お前な…もしこれが罠だった場合、お前が倒れたらどうするんだよ!?助けてくれた隊員に申し訳ないと思わないかよ!?」
「そうよ!もし由良が倒れたら…一体誰がサファイアを倒すのよ!?」
二人が猛反対してきた。
千沙さんはこれ以上あたしに何か言っても無駄だと思っているようで、黙っていた。
「さっきから考えていたの。うだうだ考えていたってしょうがないって。行動を遅らせたらダメだって。
それにあたしを潰す気なら、わざと罠にかかった方が早くサファイアに会えるかもしれないでしょ?」
すると二人は顔を見合わせた。
「心配しないで。仮にこれが罠だとしても、きっとどうにかなるよ。
あたしにはね、怖いものも、勝てない敵も存在しないの。
だってあたしは"ガーネット"の魔法使いなんだから」
あたしはそう笑ってみせた。
そして真っ暗な部屋の中に足を踏み入れた。
続いて静かな千沙さんが入る。
渋々、と言った様子で二人が続いた。


