ド天然!?魔女っ子の秘密

隊員達の十数メートル後ろにいる彼らからはただならぬ殺気を感じる。

今すぐにでも攻撃してきそうだ。

杖を構えているし。


これも翔太…じゃなくて、サファイアの命令なのかな?

この人達の意見なんか無視して、精神を乗っ取る魔法をかけた、とか?

もしそうなら瞳の色が濃紺であるはず…

でも残念ながら、あのサングラスとこの距離のせいで、瞳の色は認識できなかった。



"ガーネット"の皆は彼らの殺気を感じ取り、一斉に杖を構えた。

隊員達には緊張が走り、美玲と雅人は顔を強張らせていたが、千沙さんとあたしはいたって冷静だった。


両者の間に緊張が走る。


「…なんだか、早速戦うことになりそうですね」

「うん、そうみたい」

"サファイア"の皆さんを注意して見ながら、千沙さんと会話を交わす。


世界第二位の魔物退治屋である"サファイア"の皆さんは、やはりかなり強い。

魔法だって洗礼されているのは有名だ。

下手な攻撃をしたら、逆にこちらがやられてしまう可能性だって高い。

怪我するどころか、下手したら死ぬだろう。


相手の出方を見るのが、一番いい。



さぁ、"サファイア"の皆さんはどんな行動をとるかな?