キーンコーン――――――・・・
チャイムが鳴り響き、休み時間を告げる。
「えっ!?あの場所が分かるの!?」
「えぇ…って由良は知らなかったの?」
「うん」
「…さすが由良ね」
美玲は少し呆れてるように言ったけど、あたしは気にしなかった。
今日の朝、お父様と千沙さんに今日見たあの映像のことについて報告に行ったんだ。
お父様は至って冷静に、そうか、と一言だけ呟いた。
小隊の出動のことに関しても手配してくれると約束してくださった。
それで今、サファイアの言葉と共に見たあの映像の場所について美玲に聞いてるんだけど…
さすが美玲。物知りだね!
「普通よ?常識よ?」
「へっ!?そうなの!?」
あたし、知らなかったよ…
「翔太のパーティをした会場は、"サファイア"の本拠地ね」
翔太の実家よ、と付け加えた。
「"サファイア"の…」
あ、それでサファイアさんの記憶のクリスタルが落ちていたんだ…
納得。
「それがどうしたの?」
「実は…」
お父様や千沙さんに説明したことを美玲にも説明した。
説明し終わると、
「あたしも一緒に行かせてくれない?」
と頼まれた。
「何か役に立ちたいの!あたしも翔太の友達だから…」
「美玲…」
「ね、お願い!足手まといにはならないから!」
美玲なら、足手まといになんてならないと思う。
SC4の皆は、第一小隊よりも強いからね。
チャイムが鳴り響き、休み時間を告げる。
「えっ!?あの場所が分かるの!?」
「えぇ…って由良は知らなかったの?」
「うん」
「…さすが由良ね」
美玲は少し呆れてるように言ったけど、あたしは気にしなかった。
今日の朝、お父様と千沙さんに今日見たあの映像のことについて報告に行ったんだ。
お父様は至って冷静に、そうか、と一言だけ呟いた。
小隊の出動のことに関しても手配してくれると約束してくださった。
それで今、サファイアの言葉と共に見たあの映像の場所について美玲に聞いてるんだけど…
さすが美玲。物知りだね!
「普通よ?常識よ?」
「へっ!?そうなの!?」
あたし、知らなかったよ…
「翔太のパーティをした会場は、"サファイア"の本拠地ね」
翔太の実家よ、と付け加えた。
「"サファイア"の…」
あ、それでサファイアさんの記憶のクリスタルが落ちていたんだ…
納得。
「それがどうしたの?」
「実は…」
お父様や千沙さんに説明したことを美玲にも説明した。
説明し終わると、
「あたしも一緒に行かせてくれない?」
と頼まれた。
「何か役に立ちたいの!あたしも翔太の友達だから…」
「美玲…」
「ね、お願い!足手まといにはならないから!」
美玲なら、足手まといになんてならないと思う。
SC4の皆は、第一小隊よりも強いからね。