ド天然!?魔女っ子の秘密

「あぁ、本当にお前は強い!」

「雅人…」

「お前もそう思うだろ?」


お前、とは翔太のことで。

それを理解した途端、心臓は跳ね上がるように心拍する。


「…………」

翔太は何か言いたそうだったけど何も言わなかった。


何それ…

言いたいことがあるなら今すぐ言えばいいのに。

気になるじゃないですか!


それに、何かしら言ってほしかったな。

ちょっとだけでいいから、翔太にあたしのことを認めてほしかったかも…

いや、別にどっちでもいいんだけどさ!



なんて思ってると、千沙さんの声がした。

「由良さんも目覚められたことですし、そのことをご当主と奥様に伝えてまいります」

「うん、お願い」


では、と挨拶をすると、千沙さんは病室をでたところで瞬間移動した。


時計を見ると、午後4時30分。

もうこんなに時間が過ぎてたんだ…


晩ご飯の買い出しがあると美玲と雅人は帰って行った。



取り残されたのは、あたしと、翔太の二人だけ…


何をすることもなく、


ただ沈黙が続く。






この沈黙……





い―――や――――!