ド天然!?魔女っ子の秘密

「由良って鈍感…?」

「へ?」

鈍感?あたしが?鈍感?


「あ、うるさくなるわね」


美玲はそう言って自分の耳に手を当ててふさいだ。


「美玲?どうし・・・」

どうしたの?って聞こうと思ったら、



「「「「「キャアアアアー‼‼」」」」」



耳をつんざくような悲鳴が聞こえた。

黄色い、悲鳴が。



「美玲!これ、何なの?」

女の子のすごい悲鳴の中なので、少し大きい声で尋ねる。



「なんでもないわよ。翔太が来ただけ」

淡々と美玲が告げる。


「翔太?…って誰だっけ…?」

「……」

美玲は黙ってしまった。



うーん、聞いたことあるような、ないような…

今までの依頼者の名前?

いや、それはないね。依頼に関することは全て覚えているから。


えーっと、誰だっけ…?