ド天然!?魔女っ子の秘密

「ったく、反則だ、ばか…」

翔太の声は小さすぎて聞き取れない。


「何か言った? それにどうしたの?翔太、顔真っ赤だよ?もしかしてさっきの間に…」

「風邪は引いてねぇよ」

「えっ?何であたしが次にいう言葉が分かったの?ひょっとして翔太ってエス…」

「エスパーでもねぇよ」

はぁ、とため息をついている。

「バカだなお前は…」

また言われました。

「バカじゃないもん!」

「お前の思考回路が単純なんだよ」

サラッと言った。

「なっ!?」


こいつのこと、酷いと思いませんか?そうですよね、酷いですよね‼︎

単純ってそんな言い方しなくたっていいよね⁉︎


というか、翔太…

「寝癖が直ってる…」

あ、もしかして、寝癖を直しに行ってきたの?


「うるさい」

翔太はムスっと顔を背けて言った。

顔を赤くして照れているらしい。


なんか、可愛い…


「だから男を可愛いとか思ってんじゃねーよ、バカ」

「可愛い」

「黙れバカ」

「お顔が真っ赤ですっごく可愛い」

「凍らせるぞ」


なんだか怖いオーラが翔太から漂ってきたので、からかうのはもうやめよう…

身の危険を感じます。