ド天然!?魔女っ子の秘密

「え?じゃあ何でわかったの?ひょっとして千沙さんてエス…」

「エスパーではありませんよ」

「へ?じゃあ、何で…?」

「あれ、本当に分かっておられなかったのですか?そこも由良さんらしいですね。…由良さん、心の声が口から出ていましたよ」


ガーン…

ショック…

なんか、こんなこと前にもあったような気がするんだけどなぁ・・・?

これから気を付けよう!


「案内しますよ」

「いいの?」

「えぇ。久々に由良さんに会えたのですから、お話もしたいですもの」


千沙さん…

貴方はなんていい人なの…!


心が晴れ渡っていくような感じがする。

しかし、次の千沙さんの言葉でゲリラ豪雨へと変化した。


「それに、ご当主からも、きっと由良は忘れて迷子になっているだろうから、案内してやってくれ、と」


お父様もこうなると思っていらしたのか…


「そっか…でも、ありがとうね」


あたしは千沙さんの後をついていった。



ものの数分で、目的の場所に着いた。

「さすが千沙さん!」

そういうと千沙さんは、

「…由良さん、これで思い出されましたね?次からは大丈夫ですね?」

ニッコリ微笑んだ。

「はい…」


例えそれが分かっていなかったとしても、YES以外の返事なんてできやしない。


だって、目が笑っていないんだもん…!